5/06/2011

マルチタスクしんどい

マルチタスク能力(多くのタスクを並行して処理する能力)は自分が是非とも身につけたい能力だと思っていた。でもそれを諦めようと思っている。自分はマルチタスク処理を得意とする性格・能力を持ちあわせてはいないし、何時までもそれに憧れて苦戦しても時間と労力の無駄だと思うようになった。

マルチタスク処理は向いている性格と不向きな性格があると思う。向いているのは頭の切り替えが速くこだわりのない(100%の完成度を求めない)ゼネラリストだと思う。向いていないのは頭の切り替えが苦手でひとつのことにこだわりを持つスペシャリストタイプの人だと思う。自分は明らかに後者なんだけど、なんとかしてマルチタスク能力が身につかないかと奮闘してきた。苦手なものよりも自分の強みを伸ばしたほうが人間としての価値は高まるというのは分かっていたし、こだわりを捨てきれないという時点でマルチタスクは無理だということも知っていた。それでも今まで諦めきれなかったのは次のような理由がある。



まず、余程の人でない限りひとつのことができればいいなんてことはない。将棋の棋士のような特殊な技能だけがあればそれだけで良い。でも大抵の人間は色々な関わりがあるしひとつの能力だけあれば良い職業には就いていない。自分も色々な関わりがあるが、すべての人にいい顔をするのは無理だ。特に今は日本の大学に居ながら留学準備をするという超マイナーなことをやっているから周りよりもどうしてもやることが増えてしまう。これを仕方ないと思ってずるずると続けて来てしまったことに問題があった。

もうひとつは、憧れが捨てきれなかったということ。マルチタスク処理が出来る人は「何でもこなしてしまう容量のいい人」というような印象が自分にはある。でもゼネラリストタイプの人を見ると、色々なこと流行っているのだがパフォーマンスは低いことに気づく。スペシャリストが10できないと納得できないことに、ゼネラリストが複数のタスクを5,3,2のパフォーマンスでこなしている。だから、スペシャリスト型の人間がマルチタスクをこなそうとしても「納得できない、もっとやろう」となって破綻する。自分のその性格を変えようと努力もしてみたが、もうすぐ25で性格が大きく変わるはずもなく、徒労に終わった。別にゼネラリストを批判する気はない。5と3と2のパフォーマンスでも積み重ねれば大きな成果となる。個人的に憧れるのはゼネラリストタイプの人間が多趣味でプロフィール欄が多数の経歴で埋まることだ。自分はこだわりがありすぎて中途半端な趣味は趣味として書きたくないからプロフィールが埋まらない。どうしようもない話だけど。

スペシャリスト型の人間に必要なのは、できるだけタスクを捨てることだと思う。自分の武器はこれだと決めてそれ以外のものはそぎ落とすのが一番パフォーマンスはいい。マルチタスクがどうしてもやりたいのならタスクひとつに集中しできるだけ速く片付けて次のタスクに取り組むようにした方がいいと思う。と、言いつつもそれができないから苦戦してるんだよな。。。

3 件のコメント:

  1. 年と経験を積むと自然にマルチタスクができるようになるし、ならざるを得なくなっていく気がする。
    でも、若いときにシングルタスクで一山あてないと、マルチタスクになるほど仕事が回ってこない気がする。
    若いときからちょこちょこいろいろやってる人はかえって効率が悪いことをしているんじゃなかろうか。

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  2. 確かに大学入った時よりはマルチタスク処理(というか時間管理?)ができるようになってると思う。

    バランスが大事なのかな。色々とやり過ぎると器用貧乏になるし、一つのことしかできないと人生苦労しそうだし。もうちょっと考えてみます。

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  3. 考えてみた。このエントリは「留学の際にすべての要件を完璧に満たす人間はいないからそんなに自分を追い詰めるな」と言いたいだけなのかもしれない。それと、もう一つ主張がこのエントリにあるのだけどそっちの方はそのうち纏めてエントリしようと思います。

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