4/04/2011

MITの一部学科でTOEFL廃止

MITの今年のアドミッションの資料(http://web.mit.edu/admissions/graduate/pdfs/MIT_department_info.pdf)を見ていたら,マテリアルはTOEFLのスコアをやめてIELTSに移行していた.
GRE: general test required
IELTS: Minimum score required: 7
Note: The TOEFL is no longer accepted
(上記URLより抜粋.一部略.)
MITでTOEFLの利用をやめたのは機械,マテリアル,数学科等があるようです.
ちなみに他の大学でTOEFLを廃止してIELTSのみ受け付ける例は自分の知る限り聞いたことがない.が,ほかにもあるかもしれない.

留学生の採用にはTOEFLが利用されてきたが,その形式はPBT,CBT,iBTと変化してきた.日本ではPBTは既に行われておらず(海外ではごく一部で実施されている),CBTも2006年までだった.PBTではリーディングとリスニングのみ,CBTはライティングも加わり,iBTでは更にスピーキングも加わった.IELTSはiBTと同じく読聴書話の全てがあり,スピーキングは面接形式となっている.

MITの(一部の学科の)このような動きは「より実用的な英語力を求めている」という意思表示のように感じる.しかし,日本人にとってはより一層敷居が高くなってしまったと言わざるをえない.ETSは,PBT600点,CBT250点,iBT100点が同等としているが,ライティングやスピーキングの教育をほとんど受けない日本人にとっては難易度はPBT<CBT<iBTとなってしまうだろう.

残念なことに,TOEFLはより実用的なものに変化しているのにも関わらず,日本の英語教育はほとんど変わっていない.自分は1986年生まれなのでセンター試験にはリスニングがなかった(次の年からリスニングがセンター試験に追加された).留学を考えている人は日本の英語教育のカリキュラムに従って勉強しないほうが良いと思われる.いくら授業でやることを全うしても,実践的な英語力は身につかず,留学することもできなくなってしまう.

また,別の問題としてはIELTSを要求するところは一部なので,IELTSとTOEFLの両方を勉強しないといけなくなってしまう.もしかしたら他の大学もIELTSに移行してくのかもしれないが,しばらくはどちらも勉強しないといけない状況が続くと考えられる.

今年MITの機械かマテリアルか数学科を受ける人は頑張ってくださいとしか言いようがない.自分もだけど.2,3年後に受験しようと思っている人は今から準備をした方がいいと思う.


追記:機械は去年からIELTSのみとしていましたが、機械もマテリアルも今年からIELTSのみ採用でした。訂正しておきました。

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